制度導入の主旨
技能実習生の特徴
多くの人が抱いている「外国人=単純なアルバイト」という考えは今の時代はもう通用しません。とくに、目覚ましい経済発展を遂げている東南アジア諸国などは、国も人もエネルギーに満ち溢れ、学ぶ意欲と働く意欲を持って常に成長を続けています。
技能実習生においても同様、とてもまっすぐで勤勉な人が多く、何事にも全力で取り組むという特徴があります。活力に満ちた彼らの学ぶ姿勢、働く姿勢が、現在働いている日本人の職員に良い影響を与えているという報告も多くいただいています。
制度を導入することで
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国際貢献
制度の主旨を正しく理解することで、職場に「日々の仕事が国際貢献につながっている」という一体感が生まれます。
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グローバル化への対応
言葉の異なる実習生との関わりの中で、多様性に関する姿勢や考えなどが更新され、海外進出の際の追い風になっていきます。
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職場の活性化
意欲に満ちた実習生の存在は職場の雰囲気を明るく変え、かつ「教える」という体験は、社内の技術定着にも役立ちます。
技能実習生が教えてくれること
人の心に寄り添い、愛をつなげていく「介護」という仕事。その現場では、人を思いやる心、細やかな対応、深いコミュニケーションが不可欠です。私たちの暮らす日本という国は、経済的な豊かさの面では開発途上国の前を歩いているかもしれませんが、心の豊かさの面では開発途上国の人々から学ぶことの方が多いです。彼らが見せるまっすぐな笑顔、一生懸命な姿勢、そして自分の家族であるかのようにお年寄りを大切にする心は、必ず介護の現場に良い風を吹かせてくれるはずです。